分かちあいたいブログ

福祉サービス事業所で働いてます。福祉のこと。他いろいろ 

2015-01-01から1年間の記事一覧

中庸が良さそう

プレ更年期だとかで自律神経失調で処方された漢方の加味逍遙散を飲み出して1ヶ月が経った。体質に合っているのかコレがなかなかの効きをみせ、今はもう死を思わせるような激しく打ち付ける動悸や尋常ではない波打つ脈拍に右往左往せずに済んでいる。それで…

油断できないプレ更年期

自律神経を狂わせてしまった。 夜、寝ようとしたら胸がドキドキとして、みぞおち辺りもソワソワとしていた。このソワソワ感というのがワクワクした時に感じるものと似ていて、これに誘発されて胸のドキドキが起きているのだろうかと考えるが、これといって近…

「重労働で低賃金」は介護職の共通言語

「日々の介護に疲れていた。私の苦しみを誰かに気付いて欲しかった」 介護を必要とする高齢者の暮らしの場である施設に事件が起こった。その衝撃は勿論のこと、逮捕された介護士の言葉から、仕事とプライベートの境界がぼやけてしまっていることが窺える。日…

第153回芥川賞受賞作 家族介護がテーマの小説 『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介 【読書感想】

介護がテーマの小説を初めて読んだ。 第153回芥川賞受賞作、羽田圭介氏の『スクラップ・アンド・ビルド』 スクラップ・アンド・ビルド (文春e-book) 作者: 羽田圭介 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/08/07 メディア: Kindle版 この商品を含むブロ…

作文に苦労した話し

せっせこと作文を書いた。全国老施協てとこが主催する『介護 作文・フォトコンテスト』に応募しようと思って。このコンテストは介護に対する社会のイメージや理解を深める為にするのだそう。興味深いのが賞金で最優秀賞には10万円、優秀賞には3万円、入選…

パンダを見たよ

和歌山県の南紀白浜アドベンチャーワールドに行きました。お目当ては専らパンダ。 パンダと出会う 憧れのジャイアントパンダに感動接近。しあわせパンダファミリーがお待ちしています。 <a href="http://www.aws-s.c…

『お年寄り 孫の手本 いい横断』 超高齢化社会の危険な交通社会 

超高齢化社会は交通社会にも影響を及ぼしているようで、ここ最近、高齢ドライバーの事故ニュースなんかをよく目にするようになった。警視庁の調べによると、85才以上の男性45%が運転をしているだとか。身近では、渋滞でもしてるのかと車線変更して追い…

イソヒヨドリ

イソヒヨドリという海岸周辺に生息する鳥が、私が住む賃貸住宅の外廊下の塀に止まっていた。ここは山側なのでイソヒヨドリは珍しく初めて見たが、さほど気にも止めずに外廊下を歩くと、その鳥は何処かへ飛んでいった。 翌日、ドアに鍵をかけ振り向くと、昨日…

ちょっとした楽しみ

目的さえ果たせば、それでいい。と食器棚の中央部は手に取りやすいので普段使う食器を収納している。これらの器は100均と景品のものばかりだ。嫁入り道具の食器棚は離婚する時に処分した。母と家具屋巡りの末に選んで購入した食器棚はデザインや色合いは…

蛍鑑賞

蛍の乱舞が見れる鑑賞スポットがあるというので、夜の山里へと向かった。街灯一つない真っ暗がりの山道を車で走っていく。片側一車線の山道は見通しが悪く、正面衝突や脱輪や崖崩れといった不運の想像をしてしまい、対向車とすれ違うたびに緊張したが、想像…

訪問介護で自分の事をよく喋るという苦情について

介護保険において訪問介護の現場で起こるクレームの一つに、「自分の事をよく喋る」という口は禍の門となった内容のものがある。 利用者である要介護者がお喋りに興じてしまい、ヘルパーは都度業務の手を止め傾聴に明け暮れ挙句に業務が時間内に納まらず時間…

利用者の自立を応援しますという支援

良かれと思ったことが裏目に出ると、良好な関係に亀裂が走る。先日、仕事でこういうトラブルがあった。新規の障害者福祉サービス利用者宅でのこと。私ともう一人のヘルパーが交互に家事援助を行うのだが、利用者は、ヘルパーの動きに反応しては手厳しく聞こ…

アジサイの花と老婆

仕事柄、老齢の女性と会う機会が多い。中には、ジイさんとバアさんの区別がつきにくい方もおられるが、私が知る限り、老婆であっても、どこかに必ず女性の記号を身に付けているような。それを目にする度に思うのが、幾つになっても女は女である、と。 私は、…

じっと座る

雑念まみれの脳を休めたく、一日の終わり夜寝る前、座禅瞑想をすること2ヶ月が経過した。 www.yube.com スピリチュアルだ平常心だ集中力だ、その為に座禅!というのは求めてなくて、ただ少し静けさが欲しくて、じっと座ること30分、次から次へと飽きもせず…

声という音の倍音を意識するようになった

人と会話する時、声のトーンや口調、話す速度を意識する。仕事では特にそうで、理由は保身の為でもあるが、そうであったとしても、 “声” という人様の耳に入れる音は、なるべくなら不快でない方がいいように思う。 心理士の肩書きを持つ人と仕事で一緒になる…

介護福祉士実技試験の思い出

第24回以降の合格率が6割を越えている事がわかります。それまで5割弱だった合格率が6割を越えて <a href="http://nakedkendy.hatenablog.com/entry/2015/02/26/174…

たわいのない話

日常会話もほどほどに、これといって彼とは語り合うような話しもなく、かといって彼の前では無言であっても気兼ねせず、思いつきの一言二言の言葉を彼と交わして過ごす。 彼はなかなか無口な方で、筋金入りの聞き手といった役回りが板についているようにも見…

しがらみから離れて暮らす想像をしてみた

「リセットしたくなった」と言って、退職されたヘルパーさんがいる。その方はオールマイティに仕事をこなす中高年の女性で、仕事を選ぶが一貫して安定した業務を遂行されるので、会社にとっては重要な存在であった。わりかし優遇された働き方をしていたこの…

『女性たちの貧困 "新たな連鎖の衝撃"』を読み

貧しさにあえぐ女性たちを放置することで、社会になにが起きるのか。取材を通じて実感したのは深刻な"貧困の連鎖"だ。 『女性たちの貧困 “新たな連鎖"の衝撃』より 女性たちの貧困 “新たな連鎖"の衝撃 作者: NHK「女性の貧困」取材班 出版社/メーカー: 幻冬…

山田詠美『賢者の愛』を読み

登場人物どれも全く共感できない。この物語に登場する二人の女には警戒心を抱く。 読み終わった後、万が一のことがあったとして、"真由子"や"百合"といった登場人物に触発され、どちらかに肩入れしてしまい、それをこの物語のキーワードの一つである“親友”か…

ダウン症の女の子の買い物に付き添ったときのこと

ダウン症の女の子の買い物に付き添うことがある。何を買うのかは本人が選び、小遣いの範囲内で購入する。本人が働いて得た給料で買い物をするのだから何を選ぼうと口出し手出しは無用。ヘルパーはこうした付き添の仕事もする。 買い物を楽しむ姿を見ていると…

きらきら女子が高齢化社会に立ち向かう

日々充実している、と負け惜しみではなく自分の日常に満足する人はどれくらいいるだろう。介護サービスの現場で働く女性にスポットを当てた以下の記事を読み。 女性スタッフの仕事ぶりからプライベートまで充実した日常を紹介することで、介護職への喜びや意…

介護報酬引き下げで思うこと

あちこちで目にする介護報酬引き下げニュース、どよめいているのは私だけではないようだ。介護事業者に介護保険から支払われるサービス費用が大幅に削減されるんだって。 &amp…

テレビが欲しくなった

明けまして、おめでとうございます。 これといった正月らしい過ごし方をするわけでなく、休みが終わっていく。 年末のNHK紅白歌合戦に中森明菜が出るというので、これは見逃すまいとテレビを久しぶりにジックリ見たことが正月の思い出だろうか。 中森明菜「R…