つれづれと
つくづく、いろいろな人にお世話になってるなぁと思う。たまには息抜きも必要と、同業の友人Tさんと飲む約束をした。会うのは4ヶ月ぶり。
Tさんとは、障害者福祉サービスのホームヘルプサービスで、長時間のヘルパー支援が必要な利用者を3社の事業所で受け持ったことから、担当者会議などで顔を合わすようになり親しくなった。
年齢的にも経験年数も持ってる資格も私とほぼ同じで、会社は違えど、この職種は、どこも似たり寄ったりで察しがつき、共感しあえる部分が多く、幸いTさんとは敵も味方も嫉妬も勝ち負けもそこには存在せず。だから私はついついTさんには、心のままを晒してしまう。Tさんは、そんな私を否定することなく話しに耳を傾けてくれる。
Tさんからは、安心感、安定感、受容力、といったものを感じる。これは、ヘルパーに求められる資質ともいわれている。これは能力であり、経験から得たのか生まれ持ったものなのか、この徳は、お手本である。
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Tさんともそうなんだけど、同業や担当者らから、フトした時に聞かれたり、こっちも訊ねたりする定番の質問がある。
「この先、どうする?」
「分からない」
「何かしたいことある?」
「これといって別に・・」
「あ、腰、痛めたら辞める!」
「辞めて、仕事あるかなぁ・・」
「・・・」
「この仕事、ずっと、できるかなぁ・・」
「でも、他に仕事ないし」
「どこの会社も処遇は似通ってるよね」
「やれるところまで、頑張るか!」
といった具合で、ずーっとこのまんまかもしれないことが安堵ではなく恐怖に近いものを感じていたりするが、ニュートラルな状態でいようと思う次第です。