癒しへとつながる、気づきの言葉
『全ては誤解だったのよ
相手を誤解して、意地を張って、相手を理解しようとしなかった
相手も私を誤解していると思うけど、私も相手を誤解していた』
難病に冒され、ベッドの上で過ごすことが多くなった利用者さんの言葉です
天井を見つめながら、ぽつり。
過去を思い出したのだそうです
どんな出来事があったのか、詳しいことは分かりませんが、いい思い出ではない様子
若かりし頃の人間関係を振り返られ、気づきを得たようです
この方の気づきは、私の胸にも刺さりました
『全ては誤解』
私自身もそうだ・・
自分にとって大切な人だと分かっていながら、
意地を張って、そっぽを向いてやしないだろうか・・
何だか嫌だな、気が合わないな、あの言葉やアイツの態度は何だ!!
と捉えることに規制かける必要はないけど(自分がそう思うのだから)
対人関係の問題で、今すぐ解決できそうにない時、
悶々と考え、フツフツと思いを廻らせては、執拗に心を消耗させていた自分に気づきました
『全ては誤解』
この気づきの言葉は、私にも共通する真実の言葉だな・・と
この気づきは、葛藤の最中ですら、力が抜けて緩みます
そして、その件は、ひとまず、保留とします
それは、諦めではなく、信頼
今は分からなくとも、理解困難だったとしても、
必ず、分かるときが訪れる
この方のように、ありのまま、自分も相手も、責めることなく、
受け入れることができる日が、訪れるのだと
参考にさせていただいている書籍です
- 出版社/メーカー: 社会保険出版社
- 発売日: 2008/11
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