きらきら女子が高齢化社会に立ち向かう
日々充実している、と負け惜しみではなく自分の日常に満足する人はどれくらいいるだろう。介護サービスの現場で働く女性にスポットを当てた以下の記事を読み。
女性スタッフの仕事ぶりからプライベートまで充実した日常を紹介することで、介護職への喜びや意義を感じてもらいたいとの思いから、求職者向けに「ウエルビィ女子」を発行しました
介護職のイメージを変えたい! 仕事ぶりからプラベートまで充実した生活を紹介する冊子 「ウエルビィ女子」を発行!! | 無料プレスリリース【シルバープレス】より
介護職に就いたことのない人が抱く介護職のイメージとは、「低賃金」「過酷」「労働環境の悪さ」など、ではないだろうか。私はこれを現実に感じています。
先ほど紹介した介護サービスの会社で働く女性たちは、介護のイメージを変えたいと自らがモデルとなり、仕事風景やプライベートの様子までを載せた冊子を作り、女性が活躍する会社であるとアピール。"サンキ・ウエルビィ各拠点に置く予定です"(http://www.sanki-wellbe.com/?p=5765より)冊子は、こちらの会社に出向くと頂けるのかな。
この試みが光となり得る事を願う。
きらきら女子
この女子力が高そうな「きらきら女子を発見」という言葉から連想する。ここで働く女子は、自分磨きを怠らず、仕事もプライベートも手を抜かず、内側からも外側からも輝いて見える、それはまさに憧れの対象であり、きっと女性から見ても魅力溢れているに違いない。
介護報酬引き下げ、人手不足、介護に纏わる事件など、高齢化社会が抱える課題の解決とは間逆の方向に向かっているのがこの国の現状であり、それをどうすればいいのかは暗中模索である。多分とにかく闇まみれ。
マズローの理論では人間の欲求には段階がみられるという。というコトはキラキラする為にもまずは介護員たちが食うに困らない賃金であることが大事で、なぜなら一番下位の欲求は生きる為、生存に必要な欲求であるからだ。なので、それを満たさずして、会社を信頼し、この会社であれば安全であり安心して働き続けるこができるというふうに考えるのは難しい。キラキラするにもお金が必要だ。そして、会社や研修なんかでは組織の一員であるという自覚を持てとは言うものの、その義務や責任の重さははかり知れない。
福祉分野で働く者は、社会の課題に取り組み問題解決に挑んでいく。福祉だからという理由だけで金銭的報酬を犠牲にしていいなどとは思わない。人材不足に歯止めを掛けたければ特にそう思う。この先、どう変わっていくのが大変興味深いです。
介護職員「25年度に30万人不足」 厚労省調べ :日本経済新聞
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