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分かちあいたいブログ

福祉サービス事業所で働いてます。福祉のこと。他いろいろ 

訪問ヘルパーの愚痴には深く共感する

介護 福祉 考え方

仕事には悩みが付きもので、全国の介護職の皆さんが投稿する介護掲示板には沢山の困った事が書かれている。なかでも特に気になるのが、同業の訪問介護事業所勤務の方の投稿記事であり、これは驚いたっ!!と私の中で警笛が鳴り響いた以下の投稿から考えあぐねいてみた。


訪問ヘルパーの愚痴です|介護職・介護士・ヘルパーの悩み相談・質問掲示板|けあとも

  

障害者サービスの一つ、居宅介護サービスで自宅に訪問して身体介護をした際のお悩みが、私が担当した利用者に瓜二つのような気がした。実際は違う利用者なんだけど。

玄関にけっこうな段差があり、外に置いた車椅子までの移動なのですが、いわゆるお姫様だっこで行います。自分は男で、体格も大きいのですが、見かけ倒しで腕・足ともに筋力も少なく情けない状態です。それでお姫様だっこがとてもきつく、どうにか事故にはなっていませんが安全にできていません。

  

もう何年か前のこと、重度の障害児童の身体介護で、こちらの投稿者と全くよく似た事例であり同じような困難さを感じていた。当時の親御さんの希望というのが、娘が思春期に差し掛かり男性ヘルパーよりも同性のヘルパーがいいとの事で、私にその役どころが回ってきた。が、お姫様抱っこは流石に無理だし危険。なので、ヘルパーの二人介助で支援に入るということで落着したのだが。しかし、介護ベッドは導入されておらず、腰痛警報が発令。玄関の段差は転倒リスク高しの危険地帯。

 

利用者の母親がそもそも新しいヘルパーにきつくあたる方で(中略)

 初めは、そういうもんだと母親の厳しい態度も流して行っていたのですが

 

子供の事となると母は強しで、そりゃあもう支援が定着するまでは見張られるし支援後はダメ出しされるしで、ヘルパーさんからは「降ります!」と言われ、親御さんとの関係性に悩んだ時期もありました

  

先日行った時は全身に母親から毒を浴びた感覚になり、ずっと死にたいと考えてしまいました

びっくりしたのは、ここです

  

管理者に、ストレスで辛いとメールしたのですが、仕事はそんなもんやと返信がありました。当然そうだとは思いますが、毎週行くたびにあの精神状態になるかと思うと憂鬱です。
もっと大変なケースで悩んでらっしゃる方も多い中で、甘い考えなのはわかっていますが、どう対応すればいいのかわかりません。

 

いえいえ、これは大変な事ですよ。よそのケースを慮ってる場合じゃないです。

 

 

では、どうする?

 

障害者福祉の場合、利用者やその家族の間に立たされて困ってしまった場合は、利用者をケアマネジメントする相談員といわれる方に相談するのがいいですね。

ところが、セルフプランで利用者自ら計画を立てていらっしゃる場合は、相談員が居ないので物申す時は交渉の能力が必要となる事も。

ちなみに、私が担当した利用者は親御さんが計画を立てられているセルフプランの方でした。

 

それでも何とかなりました

 

 結局のところ、信頼関係をどう築いていくのかが鍵のような気がしています。

福祉用具の導入ひとつにしても、提案するのは簡単なのですが、稀にそれを拒否される事もあります。そうなった場合、何故それを拒否したのかという考えを探求する必要があります。課題を一つクリアするには信頼関係なくして対話をすることも同意を得ることも難しいことだと感じています。

 

 

心がけた3つのこと

①怖がり過ぎない。②人の目を気にしない。③無理に会話をしようとしない。

 

これは、もう言葉の通りです。

怖がりすぎない

どういう事かというと、思いは伝わるという不思議な作用を悪作用にしない為に、目的に集中する。余計な事を考えない。スムーズにいった時の事を想像する。

利用者の課題をクリアに向けて計画が立てられる。それを実行して、進捗状況をみて、計画に差異があれば是正をする。そのサイクルの中、ヘルパーは相談・報告・連絡という役目を果たしているのであれば、ヘルパー個人に責任を負わせるような事はないですね。

 

人の目を気にしない

自分の力量に正直になるという事です。分からない事があれば「分かりません」

「分からないので、教えもらえますか」できない者勝ち、という言葉があるそうです。私はこれを魔法の言葉だと信じて疑わない。そうやって一歩ずつ、ゆっくりと場を踏んで経験しながら習得していってもいいのではないでしょうか。私はそれを誠実という言葉に変換させます。

実際これで嫌な思いをした記憶がない。忘れただけかもしれないが・・皆さん、知ってることを親切に教えてくれるので。

  

無理に会話をしようとしない

医療依存度が高い利用者の場合、看護師と一緒に支援に入る場合があります。

 利用者やその家族は、医療に頼らざるを得ない状態から、どうしてもヘルパーよりも看護師との会話が中心となる事も。そこで、ヘルパーはそれを見て嫉妬をしない。

束の間の骨休みの時間なのだと喜びましょう。

 

まとめ

 いろいろ好き勝手に書きました。

こうして掲示板を読んでると、自分の目の前に起きてる現実は特別で、とんでもない事態だ!という思い込みを抱きがちだが、なんだ津々浦々だったんだということに気づく。皆さんが奮闘されている事は、ところ変わって私も同じく奮闘する。

 

参考までに

 
 

 

中島らものたまらん人々 (双葉文庫)

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