労働条件の最低基準は守って欲しい
私は企業に所属する第2号ジョブコーチの資格を持っている。これは何かというと、2002年(平成14年)厚生労働省「障害者雇用の促進等に関する法律(雇用促進法)」のもと「職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業」が導入され、企業にジョブコーチを派遣して、障がい者・事業主および当該障がい者の家族をサポートし、職場定着に向け活動を行う者という資格である。
私は訪問系サービス事業所勤務で、担当する利用者の中には、障害者雇用に於いて企業で働き収入を得ている人もいる。働くことにより味わう様々な試練やそこから生じる感情などから、仕事をするということは大変な苦労なのだと、利用者の就労体験を知ると改めて思い知らされる時もある。
私自身も仕事について考えることが多く、こういうニュースにはホント驚く。
たかの友梨氏がパワハラ?「あなた会社つぶすの」 録音データ公開 - withnews
質問に対して、たかの友梨氏の答えに私は驚いた。簡単にまとめると、
- 残業代未払いについて、「改めて払わないけど」
- 労働環境の改善について、「つぶれるよ」
- 36協定について、「法律どおりにやったらサービス業は上昇しない」
これは労働搾取ですよ。
私が足を突っ込んでいる介護業界はどうだろう。
訪問介護をしています。 とある利用者様のケアで、30分で陰部洗浄、清拭、パット... - Yahoo!知恵袋
この質問者は、私と同じ訪問系のヘルパーさんですね。訪問先のサービス内容が時間と見合わないので、上司に相談したところ取り入ってくれないという内容。これ、現場でよくある現象です。
回答が気持ちよく切ってくれました
サービス提供責任者が提案力がなくケアマネのいいなりだと現場のヘルパーがしなくてもいいサービス延長をするはめになります。
全くです。ヘルパーさんは時間超過してるわけですよ。サービス内容の整備は勿論のこと、就業規則の確認をしてもいいかもしれません。
ブラック企業が世に晒され明るみになることで、以前なら盲点であった会社の影に気付く人が増えると思う。気付く人が増えることで対応に迫られたとしても、改善へと向かう方向へ進むなら人が離れるような事はないような。
これはイカン、自分が潰れると思ったら、誰かに相談するのがいいね。それと労働基準法てどんなかなと知るのもいいかも。