人生・・たたかえ!何を?
以下の記事を読み、回想する
介護職員の賃金、全産業の平均より8.8万円低い of 介護・地域包括ケアの情報サイト Joint
資格取得と給料アップは、比例も反映もされずにいる。
資格を得るためボルテージを上げての非日常が終わると、祭りの後の何とやらで、しばらく日常を、うつろな状態で過ごす。
いつからか、資格=金 という結びは、ぬか喜びの空想なのだと思うようになり、知人の社会福祉士に、そうボヤくと、自分もそうだという答えが返ってきたので驚いた。
2000年4月、介護保険法の施行により、介護を業務とした、施設系、通所系、訪問系が、ちまたに溢れかえるようになる。
2003年、障害福祉サービスの利用については措置制度から、利用者自らがサービスを選択し利用するという利用契約制度が施行された。
不景気のさなか、これは金になると踏んだ輩らが福祉サービス指定事業を立ち上げ独立しだす。
介護、ヘルパー、という言葉が世に浸透しだした頃、人生の岐路に立たされていた私は仕事を探していた。これといった取り柄の無い私でも、ヘルパー2級の資格さえあれば、仕事に就くことができるというので、世間知らずの無知さは棚に上げ、ちまたに溢れたこの業界に足を踏み入れた。
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紆余曲折、吸収合併あり、介護保険法改正ごとに翻弄されながら、生き残りをかけて走ってきたような気がする。
最近は、サービスされる側の想像をする。自分の老後はどうなの?
「介護は自宅より施設で」 単身高齢者の介護準備とは | 家庭・家族 - エコノミックニュース
全国的に介護人材は不足だという。5~9時問題(17時から21時に稼動可能のヘルパー不足の問題をこう呼ぶ)は高齢者だけでなく、障害福祉においても問題のようだ。雇用促進法により、障がい者雇用を推進する施策強化の煽りを受け、雇用につなげていく就労支援サービスの取り組みも強化されつつある。就労継続の為に必要とされる食事管理や入浴など、時に話し相手となり問題の早期発見を担いサポートする帰宅後のヘルパー支援の不足、5~9時問題が特例子会社にも影を落としているようだ。
介護保険に縛られない! 利用者目線の新ビジネス 〈東洋経済〉-朝日新聞出版|dot.(ドット)
社会保障費の抑制、改定のたび介護報酬は削減、処遇改善手当は主婦の103万の壁があるため、仕事をセーブせざるを得ない状態となり、人材不足のツギハギ支援の危機の穴埋め、需要と供給のアンバランス、制度と、いたちごっこ。
身はひとつ。休みも必要。人生折り返し地点に、生き方を考える。