何はともあれ、無事終了。
福祉に関係する研修に行ってきました。
まぁスゴイ人数だこと。
ざっと250人近く、大人数な為、会場を分けて行われた。
講義の合間の休憩時間は、人との再会の時間でもある。
以前、別の研修で親しくなった人と、また会えた時の喜びは、ひとしおで、
再会に加え、新たな人との出会いがあるのも嬉しい。
どんなに、重要な研修であっても、中身の濃い講義であろうと、数日に渡る長丁場の研修というのは、座っているだけで、しんどい。
だから、この、休憩時間、いかに楽しむかが、受講修了者という着地へと導いてくれているといっても過言ではない。私には。
今回も、そんなカンジで、日が過ぎて、無事、資格取得に至るものだと思っていた。
研修最終日に、想像だにしないハプニングに見舞われるまでは。
そのハプニングとは、グループで事例をまとめたものを、順番に発表していく、発表役に選ばれてしまったことだ。
今までの研修では、何とか逃げおおせたものの、今回は、事例提供者ということもあって、追い込まれた挙句、ついに役が回り、逃げ切ることができなかった。これは一大事である。
大人数、知った人、知らない人、噂で聞く知名度の高い人たちがいる中、前に出て、喋るというのは、とてつもなく緊張する。
会社の恥にならないように・・そんな事は、いっさい思い浮かばなかった。
会社どころではない!
これは、私個人が試されているのだ!(何に?)
発表までの時間は、人が発表するのを聞きながら、ひたすら内容の把握に、構想やら、人の振り見て我が振り直せで、他者の発表を参考に、用紙にメモメモメモ。
用紙の余白がメモで埋まりきる勢い。
それを見て、我に返る。
研修終盤、誰もが疲れもピークであろう。
「誰も聞いちゃいないよ」「早く済んで欲しいばっかりだって」
と自分に言い聞かせた。
そうだ、誰も聞いてはいないし、講師じゃあるまい、内容も顔も記憶にゃ残らないよ。
私自身も、発表のシュミレーションに忙しく、他のグループが発表する内容は右から左ではないか。そう考え、 心持ち楽になった矢先、グループ内のメンバーが、言い放った言葉により、またもや、戦慄が走った。
「発表者らが言ってる内容の意味が分からなすぎる!」
万人に理解が得られるような説明を即興でできる人のほうが珍しい。
しかし、グループで考えまとめた案を、発表するということは、メンバーの、一生懸命考えました!だから皆さん聞いて下さい!的なプライドの部分にも、何かしら関わるもののようだ。
すみませんね、わたくしで。
番まで、まだ先ですが、先に謝罪しておきます。
さて、順番が回ってきました。
いざ、出陣。
何をどう説明し、何を伝えようとしているのか。
マイク持った途端に、緊張感で頭の中は真っ白。
メモなど役立たずの紙きれにすぎず、とりあえず、人の振り見て我が振り直せで得た教訓、声を張ってみよう。
あらら、声が震えてる。
私ったら、のみの心臓だわね。
誰も聞いちゃいないだろうし、早く終わらないかなぁという期待には応えなきゃ。
そうそう、メンバーのプライドも満たさなくてはいけないのね、あら、大変。
こんなに緊張していて、大丈夫かしら。
そんな事より、今回、この研修にあたり、課題提出のため、事例の提供を私にして下さった方の失礼にあたらないよう説明をするのが、私にとって何より、まず一番に大事なことであり、とっても重要な事なのだ。
後は、野となれ、花となれ。
実務経験を要する研修なので、皆さん、数々の事例にあたり、経験があるからこそ、共感できる部分、ここでしょ!
掴んだ、どよめいたw
よっし、流れに乗れたー!
このまま、オチまで走りきるのだ!
呑み込まれることなかれ。
かくかくしかじか、サービスの導入により、生活像は、このように変わる、だから、このサービスが必要と考える。
連携によって支えていく。
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そういう、お勉強をしてきました。
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