人生の縮図
仏教の教えは、腑に落ちる。
人生は、マンダラだなと思う。
発心ー意思が発現し、よし!やるかな、と決意する。
修行ー発心の決意がいかほどのものか試される。まさに修行期。
菩提ー修行期の成果というか結果を受け入れる時期。目覚めが起こる。流れに身を任せる、もう任せざるを得ない。コントロール不可能。
涅槃ーいよいよ執着を手放す。安らぎ。自分が在ること。安堵感。
そしてまた、時期が訪れ、発心する。・・
福祉分野に携わるようになって、仏教の教えが、何となく身にしみてきた。
人生のステージごとに訪れるこの4つのサイクルで人はあらゆる学びを得る。
このマンダラを繰り返すことが、生きるということのような気がしている。
出身高校は仏教系でしたが、当時は意味も分からず、毎日朝礼で三帰依文を唱え、仏陀の教えなる授業を受けていました。・・
そんなこと、すっかり忘れて、エゴをどう押し通すかという駆け引き三昧な日々。
しかし、もう、そういうの、疲れましたね。
なんか、物事がうまくいかないです。
血脈をいただいていながら、随分と、教えから外れた生き方していました。
これも、私にとっては、執着を手放すというマンダラだったのでしょう。
次は何が芽生えるのか、今、どのサイクルでいるのか、自分を観察していこうと思います。