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分かちあいたいブログ

福祉サービス事業所で働いてます。福祉のこと。他いろいろ 

自分らしくいるために選択する権利

福祉

主体性の尊重

誰かが、当事者に代わって、同意なく何かを決めて進めていくのは、

暴力と似たようなものだと、私はそう考えます。

 

主体性の尊重は、福祉サービスをおこなう上で、とても大切な理念

 

しかし、当事者である利用者さんが、選択肢の検討で、なかなか、意思決定できない場面も、なきしにもあらず

 

自分で決めたい

だけど、決められない

だからといって、人にきめられるのはイヤ

 

迷いに、どっぷり浸かっている利用者さんの、

自己決定をどう促せばいいのか、結構悩みます

 

言葉は通じます

考える力もあります

想像力もあります

 

特定疾患受給者証を交付するまでは、健常者として、地域の役割も担い、

家庭を支える主婦としても立派に生きてこられた方です

 

在宅支援で、ヘルパーが訪問する以前は、ご自分のことは、

ご自身で決めてこられたと思うのですが。

 

どんなに説明をしても、

『そう言われても』

 

AとB、どちらにされますか?

『んー・・』ぎゅっと目をつぶり思案される

 

お昼ご飯、何がいいかな?

『そう言われても』

 

お魚かお肉系、どうしますか?

『んー・・』ぎゅっと目をつぶり思案される

 

『どうしたらいいと思いますか?』と、

私に質問をするので、「お魚にしましょう」

と返すと、

『んー・・』ぎゅっと目をつぶり思案される

 

 具体的に献立の説明をさせていただきますが、

それを批難するわけでもなく、かといって、納得するふうでもない

 

だけど、お腹はすいている

早く決めなくてはと焦りもみられたり

 

病気の進行のため、ヘルパーが日常生活の支援を行うのですが、

その方の支援の手順書なるものも、自己決定が要される場面に於いては、

何の役にも立ちません

 

ヘルパーは、ゆっくり待つのみです

 

急かしてはいけません

 

呆れたり、短気を起こさず、質問をつなげていってください

 

待っているその間に、利用者さんは、迷いながらも、想像されています

 

ころあいを見て

「結局どうしますか?」

 

『カレイの煮付け。そうする』

 

迷いから、意思決定へと移行します

 

ヘルパーさんが提案してくれたことは、自分ではそれをどう思うのかな・・

 

と考えたり想像したりする、’ゆとり’ もヘルパーさんは業務同様に利用者さんに、

提供してあげてください

 

迷っている時は、迷いに付き合ってください

 

小さな決定であっても、自分で決めるというのは、誰もが持っている権利です

 

誰にも、奪う権利はないのです

 

自分であるために

 

 

 

参考になります  是非、読んでいただきたい一冊です

 

 

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